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志望校はけっしてさげないようにしよう
「大事なことは、決してあきらめないことです」



■ここで夢をつかんだ学生を紹介しましょう

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 名前は田縁美幸といいます。
彼女は目に特徴があり、深い青色のとばりがかかっている瞳で神秘的な美しさの女の子でした。

浪人生活が始まって、一カ月ぐらいしてのことです。
彼女が私の部屋を尋ねてきました。

見るとその美しい瞳に光がなく、今にも倒れそうな感じです。
「どうしたの、田縁」というと、彼女は、
「一日のメニューが終わらないのです。もう二日も徹夜しているのに」
といって泣き出したのです。
私は、普段気の強い彼女が涙を出して泣くのを見て、‥・これはただ事ではないぞ・・・と実感しました。

よく彼女の話を聞いてみると、彼女は世界史が予定のところまで進まず、2日以上ほとんど寝ていないというのです。私はただちに勉強量を減らすべきだと判断しました。

すると彼女は「もし勉強量を減らしたら、希望の大学に行けなくなる」と言って、さらにはげしく泣くのです。
「しかし‥・、毎日出来ないという日が続いていくと達成感がなくなり、ついにはもうできなくてもかまわないんだと思うようになるから、いけないんだ。決めたことは必ずやれるという計画こそ大切なんだ」
と言って彼女を説得したのです。

彼女は不承不承納得し、かなり量を減らすことになりました。
しかし、それでも一日の量を仕上げるのは大変で、
「私は覚えることが下手なのかしら、外の人の2倍以上も時間がかかるんです」
と言いながら悪戦苦闘していたのです。
彼女の成績も下がりっばなしでした。
世界史の勉強にほとんどの時間がとられ、他の教科まで手がまわらなかったのです。


 ある日、彼女は
「勉強しているのに、成績は下がるばっかし、ホントに笑い事じゃないよね」
と本音とも冗談ともいえない顔で言うのです。

 多くの学生が、成績が上がらないとすぐ勉強をやめてしまいます。
やはり自分は駄目なんだ、馬鹿なんだと結論づけて、勉強を放棄してしまうのです。
すこし勉強して成績が上がるようだったら、楽しくなり新たな意欲で勉強できるのです。
しかし、勉強してもなかなか成績は上がらない・‥そんな努力をするというのは大変な精神力なのです。

しかし、成績が上がらなくても――こつこつ努力できる人こそ、最後の栄冠を勝ち取ることができるのです。
この年も、模試で一番、二番、三番を取った学生がいました。
しかし、彼の勉強量は少なく、私は危ぶんでいたのですが、案の定、彼はすべてに落ちて、二浪となりました。
「模試で常に全国で十位以内にいる人がおちることってあるんですか」と多くの人から言われたのですが、私の経験から、こんなことがよく起こるのです。

大切なことは、模試の成績より、その人の勉強量なのです。

 「こつこつ勉強していれば、必ず受かる。最後に勝つのはあんたや」
と言って、私は彼女を激励するのですが、
「でも何時になったら上がるんですか。受験が済んで上がっても遅いでしょう」
と言われると、私も「う−ん」とつい激励する言葉を失ってしまうという状態でした。
そんな時、彼女はいつも――くやし涙を目に浮かべてじっと我慢をしていたようです。


 いよいよ受験の日が近づいてきました。
受験のとき、ほとんど弱気になったことのない私も下がるばかりの彼女の成績表を見て、やはり早慶は諦めたほうがいいのかと思いました。
すると彼女は
「早慶に受かるために浪人したのだから、もしここでやめたら一年間の浪人の意味がなくなってしまう」
と言ったのです。

 私は学生に「受験勉強はまるで険しい崖を登っているようなものだ。
じっととりついている手をけして離してはならない。もし離したら、ズルズルと落ちてしまう。そうしたらもう二度と登ってはこれない。
どんなに苦しくても崖にとりついて――センチでもニセンチでもはい上がろうとするんだ。そうすればいつか頂上に達してしまう」と言っていました。

 彼女のこの言葉は、まさにこの意味を地で行くといった感じでした。
それはもう意志というものを通り越えた執念というものでした。
「そうだ。やはり早慶を受けなくては」と私は言いましたが、やはりスベリ止めを取っておかなくてはと思ったのです。
それで、「受ける数が増えるかもしれないね」と言うと、彼女は「そう思って、この一年間貯金してきました。
今貯金が30万あるからこれを使って沢山受けようと思っています」というのです。

聞くところによると彼女は高校時代のお年玉などの貯金の他に、浪人の一年間、ほと
んど食費をけずりためてきたというのです。
5時になるとスーパーはパンを値引きして売り出します。
1袋(5、6個人り)が100円となり、彼女はこれを買って残りの金を貯金してきたのです。
「浪人するのに両親に負担をかけたし、その上受験料で負担をかけるのは・・・心苦しくて」と言うのです。


 いよいよ受験が始まりました。
そんなある日、彼女から電話がありました。

「津田と上智は駄目でした。でもこれでわたしの弱点が全部わかりました。
私が、あまりわかっていないなという所ばっかしが出題されていて、そこで点がとれなかったのです。だから、今から徹夜して忘れてるところをやり直します」
と言うのです。

こういう時、普通の女の子なら「もう駄目。どうしよう・・・。」と言ってただ泣き出すだけなのです。
しかし、彼女は失敗の原因を冷静に検討し、最後の勝負にかけようとしているのです。
私は今さらながら、彼女の執念を再確認させられました。

「そうだ。済んだことはもう忘れて、これからの勝負に集中することだ。」
と私は言いましたが、これは何度も彼女に繰り返してきた言葉でした。
彼女はこの意味をよく理解していて、こんな逆境の中で、かくも冷静に自分を分析していて、また実施していたのです。

それからしばらくして、彼女から電話がありました。
「慶応大学が補欠なんです。A補欠ですから、大丈夫でしょうか。」
私は思わず「合格だ、大丈夫、大丈夫。」と叫んでいました。

その後、彼女は立教大学、明治大学の補欠合格がきました。
私はこんな合格の仕方をした彼女を思い起こすとき、「まさに執念だ!」と叫びたくなります。
勝負というのはどんなに苦しくても済んでしまうまで全力で戦わなくてはいけないと彼女のことを考えるたびに思い出されるのです。
彼女が合格したいと思っていた学校は3つとも指でひっかかっていて、最後の最後にはい上がったという感じがします。


 あなたもまた、けして諦めてはいけません。
勝負は終わってしまうまで結果を予測することはできないのです。
多くの人が模試の結果を見て、「もう駄目だ」と志望大学を下げて行きます。
しかし、今、あなたがけしてやってはいけないことはこのことなのです。
けして、志望大学を下げずにどこまでもそれに向かって行って下さい。
そうすれば、必ず合格できます。

 多くの人が、目標のすぐ手前まで来ているのに、やめてしまうのです。
そんなときチャンスはもう二度とやって来ないのです。
苦しくても、一歩一歩前進するのです。

今、あなたの目標は手前の大きな岩に隠れていて、見えないのです。
その岩を乗り越えさえすれば、目の前は、一瞬に開けて、頂上が見えて来ます。
私は、本当に多くの人が、もう一歩で成績が上がるところまで来ているのに、やめてしまうのを見て来ました。
本当に残念でたまらないのです。
あなただけはやめないでください。

ガンバッテ、ガンバッテ、もう一歩だけ進んでください。
精一杯生きている姿ほど、すばらしいものはありません。

今、机に向かっているあなたは、大声を出して、「頑張るぞ−−」かけごえをかけるのです。
「けして、やめないぞ」と叫ぶのです。
ここでやめてはいけないのです。

もしやめたら、もう二度と戻ってくることはできないのだから−−−


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